【縄文の焔と闇】戸嶋靖昌展 ~秋田県立美術館にて~
仕事もやめて暇なので美術館でも巡ってみることにした。
2020/10/24~2021/1/10
【縄文の焔と闇】戸嶋靖昌展
クリスマスツリーが輝かしい中,秋田で初めての美術館へ。
北秋田出身の戸嶋靖昌、縄文の焔と闇。一階はそれこそうねるような赤と黒の油絵が目立つ。武蔵野の森や高知の室戸岬を描いたり、そのタッチはまさに闇を感じる。
ワタシには闇があるが,焔はない。とある居酒屋で隣に座った都会のオジサンから,「君にはフツフツと湧き上がる炎が隠れているよ」と言われたが,本当だろうか?かなり酔っていたが・・・
美大以降は裸婦のデッサンも多いのだが、距離を置かないと山にも見えるような荒々しさがある。反射して見にくい油絵もあったのは残念だったが、大きなキャンバスに描かれる焔と闇に惹き付けられる。
彫刻の作品も出てくるが、これは晩年のモデルを描いているのだと、3階で判明した。
二階はこちらの美術館の名物、秋田の行事。巨大すぎる、明るい絵画。
ここで大体30分ほど。
3階へ向かう途中から再度戸嶋靖昌の世界が始まるが、ここからは焔と闇という印象からは離れ、スペインを旅した風景や、晩年のモデルを描く様が広がっている。
1時間かからないくらいでスイスイと見て回って,最後にカフェで思いに浸る。
【光風】
ケーキセット900円、米粉のロールケーキ
20201219
はぁ,いいな。時々美術館に来よう。