【匠】フグのコース

コース料理まとめ

すげー高級な店があるという。いつも通り横手の方と、能代の方と…あと1人…連絡がとれない…

というわけで急遽代理。4人で忘年会です。

なにやらフグが有名みたいです。ぶっちゃけ、フグのコース食べるの初めてです。元々海鮮苦手ですから。

最低15000円とのことで、少食、苦手な食材多めの我々ですからお安いコースでお願いしました。まぁ2万越えですね。

カウンターのような席もありますが、個室のテーブルに通されます。大将も女将さんもベテラン感があります。

まずいただいたエビスは、グラスから泡がはみ出る、三度注ぎでしょうか。今年も1年ありがとうございました。いうてもこの会も2023年の出会いですね。

東成瀬の山なめこ、ふぐ皮の煮こごりをいただきますが、フグのゼラチンから成るので温度で溶けてしまいそう。早めにいただきます。しょっぱなから、フグが旨い。

人が揃わないと、フグが始まらないんで…
とりあえずここにしかない?フグの冷酒をいただきましょう。まっ黄色の酒、見せてもらうと日本酒の瓶に河豚鰭がビッシリ。冷酒なのに、確かにフグのヒレ酒。いい酒を使わなくてはならないらしく、普通は燗酒のイメージですが、なんと今回は鳳凰美田。元々の旨みもあるのに。

…色々あって、ようやく揃いました。
ふぐの身皮、イカ、エゴ、錦牛なんて、刺身の盛り合わせのような盛り合わせを酢味噌でいただく。

さて、こっからがフグコースの真骨頂です。初めて見た、大皿のフグ。分厚いフグの真ん中にはフグ皮などが、ドッサリ盛られ、フグはそのままポン酢につけても、ふぐ皮などを巻いてもいただけます。

カノ有名人がやるようなザザッとすくうほどの身はないものの、一枚一枚が肉厚ですから、一枚で十分ですね。あぅ、多分初めてのフグ。

テッサをいただきながら、日本酒も色々あるんですが、なんと河豚白子酒1.5合2600円から。

その日によって出来ないかもしれませんが、なんとかやっていただいた、アワアワ。いやぁ、これ◯◯してしまいそうです。白子がそのまま、あー、白子。

ついで、河豚の唐揚げ。唐揚げは食べたことありますよ~。つって、骨がたっぷり。ジューシーな肉をそぎ落としながら、身をいただく。

きました、テッチリ。初めてのテッチリ、食べ方わかりませんが、とりあえず切れ目の入った昆布と、しょっつるダシに河豚のアラと大ぶりな椎茸をイン、してくれます。

野菜はいつかしら…と待っているけど、よくわからないので鈴を鳴らすと、まずは椎茸とアラを食べてくださいとのこと。

テッチリのフグってこんな感じなのね。身をたっぷりといただきますが、なんてったって、汁が旨い。最後の雑炊が既に楽しみです。雑炊じゃなくてウドン、素麺もできるみたい。

たっぷりの野菜は、やっぱりセリ、ネッコもハッパもたっぷり。ナスや第二陣にはワカメもイン。野菜がみるみるなくなってゆくのだ。ちょっと味が足りないときは、さっきのポン酢でいただきますが、セリの根子はダシだけで十分さ。

上喜元やら日輪田やら、なんやら…日本酒も次々と頼み、よく飲む人達です。アラフォーのおっちゃんにはついていけませんよ~

てなわけで、具材をかっさらって、雑炊を作ってもらう。

みんなでかっさらって、いつの間にかカラッポ。あれ、雑炊が旨かったかどうかも、わからんほどの瞬間。

既に3時間半、ゆったりコースでも3時間なのに、もうこんなに時間が経っている。会計をする頃に、色濃いイチゴがでてくる。なんだこのイチゴはそのままでも旨そうですが、なんだか、茶色い粉がたっぷり。懐かしい、和三盆。ひたすらかけまくる先輩たち。その優しい甘さは、苺に負けるとも劣らず。

流石の高級店でした。

20231216

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