【天駒】秋田の名店にて,寿司初心者のパーティー
【天駒】
秋田の鮨といったら,天駒。高すぎることもないし,当日予約にも対応してくれるからありがたい。
わざわざスーツに身を包んでパーティー会場へお越しくださいました。
クソ暑い夏に生まれた夏男。30℃を越える日々もあるが,梅雨に入ったので長袖シャツでも大丈夫だ。
確か3000円のお決まりにしたんだっけ?
泡で乾杯したかったけれど,グラスはないのでビールで。
ムラサキウニをスプーンでいただく。無駄におしゃれなお通しよりも,この一品。醤油なんてつけずに,甘ったるい雲丹をいただく。
元々海鮮が苦手なワタシは寿司の作法も知らない。ネタも知らない。
改めてみると,さっぱりした白身から,濃いネタに変わっていく。
【ハタ】
スズキ目ハタ科ハタ亜科。うん,見るからに白身。秋田といえばハタハタですが,その半分のハタ。
というわけでもなく,スズキのお仲間さんか。サクリとした白身の中にネットリとした感触。
そして醤油をつけてくれる。シャリは隠れるほどに一握り。ネタを舌にのせて味わってから飲み込む。
【数の子】
もーいーくつ寝ーるーとーおーしょーがーつー
一見回転ずしの玉子焼きのようですが,数の子です。
あぁ早く実家で年越しをしたいものだ。1学年7人で過ごした小学校は今は珍しい木造校舎で,閉校した後もその姿は残っている。年末だけは実家に帰って鍵を借りて,小学校の仲間と笑っちゃいけないを見ながら酒を飲んで年越ししたもんだが・・・今はもう実家に残る人も少なくなった。
話が逸れました。
【ヅケ】
ヅケといえば漬けマグロのことでしょう。テリテリとテカるマグロ。べったりとすることはなく,プリプリなのがやっぱり素晴らしい。あぁ,なんか考えてたら,また行きたくなってきた。近いうちにまた行こうかな。
ちなみに左側のガリですが,サイコロ状で面白い。ガリだけは箸でいただくのがマナーですが,魚の臭み,ひいては酒の味さえも消してからネタはいただくことにしています。味音痴ですから。
【トロ】
ネタを眺めることに集中しすぎて後半はネタが何か聞いてなかった,というかもうこの時点で20分しか経ってませんが,ビール,ビールからの~白ワインに来たところで,既に泥酔状態。
【小肌】
これがないとなんか寂しい(笑)この斑点はやはり小肌でしょう。少し大きめの切れ目から覗かせる魚の身。舌にのせるといつもよりも身の美味しさを味わえるというもの。
【雲丹】
ウニの再訪です。もはやトロやヅケといった濃いネタからついに軍艦まで現れるようになりました。
どこのネタか・・・も余裕があれば聞きたいものですが,他にお客さんもいるし,話すような雰囲気でもないので,勝手に予想するしかない。まぁ,雲丹といえば北海道か。
軍艦巡りをした横須賀の旅も今となっては懐かしいものだ。潜水艦とかイージス艦とか,見ると本当に圧倒されますね。
話が逸れました。
【玉子焼き】
店の味が出ると言われる玉子焼き。なんだか焼きたてを提供されたような感じで,ホックホクのアッツアツ。いやぁ大将,ここの玉子焼きが一番好きなんだよね,なんていう客もいるけれど,ワタシには甘い玉子焼きですねぇ,出汁が出てますねぇ,といった程度しかわからない。以前はよく厚焼き玉子焼いてたなぁ。ダシを溶かし込んだ卵を3個くらい使って小さいフライパンに満たし,半熟になる程度までかき混ぜ,場合によっては濡れタオルで冷やしつつ,巻く・・・そんな日々もあったなぁ。
【穴子】
フグタくーん。アナゴさんが来ると,終わりを感じる。ホクホクの穴子は・・・鰻かなぁと疑いつつ,やっぱり穴子だよね,って思うやつ。うん,泥酔。
【巻物】
なかなか珍しいね。あれ,この黄色いのなんだっけ。マグロの裏巻き。巻くところも横目で見ていたけど,海苔にシャリを広げ,裏にする際にもまとわりつくシャリは全く落ちる気配を見せない。あぁ,巻き立てなのでマグロもまだ新鮮。
ここで終わりましたが,2貫追加。
【サバ】
大好きなサバです。昔から好きなサバ。焼いても煮ても,揚げても,何でも旨いサバ。
もうその脂にメロメロ。大好きだよ,サバ子・・・
って乗ってるフィルムみたいなものはなんでしょう。これは初見ですね。昆布?旨味どばーっ?
【大トロ】
死んでもいいやつ。
誕生日パーチーは続く。