【フルット】

コース料理まとめ

季節柄、あっさりした食材とペアリング

3回目のフルット。久しぶりに来ようとしてもなかなか予約がとれず…

イタリアンEAST100名店にもなっていますからね。



今回は記念日ということで11000円のコース。

以前のようなコスパのいい、とはいえない値段になってしまいましたが、最近ワインに弱いのでショートペアリングコース6050~7150円。



北イタリアのフェラーリ

シャルドネなので随分とキリッとしてる。

日本のイタリアンではフェッラーリなんて名前のスプマンテがあり,D.O.C トレント

トレンティーノ-アルト・アディジェ州はイタリア最北に位置しているという。



先付けが面白いですが、

タケノコのフリットはFRUTTOの紙に包まれて、オリーブといい苦味を感じる。



グリーンアスパラのスープ、塩気にサラミ。スープというと素材の甘味が強いものが多いですが、素材の味をそのまま感じる。

この青臭さは、昔近所に生えてたアスパラを思い出しますなぁ。

ピエモンテのガヴィ

ミネラル感を最近よく感じますが、土着品種のコルテーゼもスッとくる白。

久しぶりのイタリアンですから・・・

ピエモンテといえばトスカーナと並ぶ二大銘醸地

バローロとバルバレスコですが・・・本日は巡り合えませんでしたか。

というように,ピエモンテといえば赤のイメージですが,まずは白です。

D.O.C.G.のガヴィ,この土地の固有品種であるコルテーゼを使った白ワイン。


秋田の鯵と本荘の焼き茄子、自家製カラスミの冷製カッペリーニ。まだ知らない単語も多いイタリアンですが、極細のパスタですか。ちょっと濃厚でアンチョビを思わせる味わいで既に満足感。

なんならバーニャ・カウダはピエモンテの冬の料理で発祥地だと言われるそうな。



ピノ・ネロ、先日もピノ・ノワールをいただきましたが、早速ここで赤です。エレガントな感じよりはスッキリ目。



ということで、初カツオのマリネ、天然行者にんにくと一緒にいただき、ソースは白神酵母のフォカッチャにつけて。



…ここら辺から既に記憶が…

クストーザ スペリオーレ DOC カ デル マーグロ

ヴェネト州,ガルガーネガ40%



アオリイカと根曲がり竹…サルシッチャ?と思いきや、このソーセージなんとイカ。貝も苦手ですけど、軟体類もちょっと苦手なんですが。面白い料理でした。



というわけで、アサリのかわりにシラスのタリオリーニ。こちらも細麺ですが平打ちなのでプツプツと歯切れのよいパスタ。

今回のメインといっても過言ではない、象潟の桜鱒

最近は日本酒のペアリングも増えてきましたが、ゆきの美人の貴醸酒。

雄町の甘すぎない貴醸酒。それにしても、皮目パリパリで生感のあるマス。

ヴェネトのブレンタ,DOC Breganze Vespaiolo

白で品種はヴェスパイオーラ



続くパスタはこれまた代わりのタリアテッレ。後でも付け合わせでいただくんですが、イタリアのアスパラソバージュがこれまた美味しい実をいただいているような感じ。

お肉に合わせた赤は,ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

バローロでもなく,バルバレスコでもなく,

ピエモンテといえばキャンティのイメージでしたが,以前も飲んだことあるのですが,

こちらもイタリアを代表する2大高級ワインらしい。

サンジョヴェーゼのクローンであるブルネッロ

濃厚で深い色をし,力強く何十年にもわたる熟成能力がある

うーん,記憶のしっかりしているときに長期熟成したものを飲んでみたかった・・・

って2017年とは既に7年熟成ですか。

時が経つのは早いもの。



お肉は、かづの短角牛のロース。


バローロも飲みたかったところですが、今回は春…でもなく初夏ですか、アッサリ目の食材、味付けが多いのでどうしても白も多いラインナップ。


3回目ですがやっぱりティラミスを頼んでしまいました。

〆はもちろんエスプレッソ

デザートが来てお茶菓子とは,やはりイタリアンはお腹一杯になります。

20240602

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