【ヴァチカン市国の旅】イタリア day6
ローマ2日目はコロッセオに行き、
ローマ3日目はヴァチカン市国
9:45 サンピエトロ広場から、サンピエトロ大聖堂、1時間以上並んでクーポラに昇ると3時間ほど。
Osteria dell’Angeloでランチして、14:30 ヴァチカン美術館へ。こちらも3時間堪能。
ディナーはバフェットでピッツアを食べて、ローマのビアバーOpen Baladinでクラフトビール。
7:00 起床、9:00出発。バチカンに向かう64番のバスに乗る。
9:30 バスが到着し、9:45 広場へ。
【サン・ピエトロ広場】
広場の直径は240mにも及ぶ。中央には37年にカリギュラ帝がエジプト8から持ち帰った高さ25.5mのオベリスク。周囲には248本のドーリア式円柱が取り囲む。

左側から広場はすぐだが、サンピエトロ大聖堂の入り口がわからず、とにかく右側へ向かう。
大規模な行事には最大30万人もの人々を収容することができる。

椅子の数が尋常じゃない。
元はエジプトのアレキサンドリアに建てられていたが、紀元1世紀にカリギュラ帝がローマに運んだ。

オベリスクもまたでっかいです。

【大柱廊】
左右に2列、284本の巨大な柱が並ぶ。上の聖人像はベルニーニの弟子たちが制作を担当。

見回すだけで首が痛くなる。

大行列でした。9:44に並び始めて、10時にセキュリティチェック。

こっからまだまだ大行列。列も整理する人とかいないので、適当な感じ。これなら割り込まれても仕方ない。

オベリスクの両側には噴水もある。
10分毎に列が動くのでサンピエトロ大聖堂をじっくりと眺めておく。

この聖像もなかなかの大きさで、クーポラの裏側から眺めることもできる。

だいぶ近づいてきましたが、既に40分。

さらに10分、一部屋内に入りますが、

さらに10分、だいぶ近づいてきました。

てなわけで10:50、1時間10分程度で入場です。
【サンピエトロ大聖堂】
ちなみに入口で二手に分かれて左側が入口ですが、右側にクーポラの列があってそっちに行けばよかった。
ガイドブックに書かれていたクーポラの場所と全然違うんだもんな。
内部を見てから戻ってみましたが、また10分くらいまたないと戻れない。
カトリック信者の聖地
コンスタンティヌス帝がキリスト教を公認した4世紀初頭に建設された。床面積2万3000m2と世界最大級。
早速奥に進むと
【聖ペテロの司教座】
内部には聖ペテロが使ったとされる木製の司教座

これが懺悔する場所だな。

16世紀初頭、教皇ユリウス帝の命によって再建された際、当時のローマで活躍していた建築家や彫刻家のほぼ全員がかかわった。
もちろん、どこもかしこも絵画や彫刻がある。

120年の歳月を経て、ルネサンスとバロックが融合した荘厳な建物が完成した。

オーディオガイドは€5で日本語もあるらしいが、借りなかった。1回も借りたことないんだよな。
彫刻もいろいろあるんだが、入ってすぐ右側、ミケランジェロが24歳のときの作品というピエタ像は行列ができているので流石に諦めた。

神聖な場所なので短パン、ノースリーブなどの肌の露出の多い服は不可とのこと。10月だから気にしなくても大丈夫だけど。

クーポラのチケット売り場は入って左側、出口方面とガイドブックに書いてあるが全くない。

ここは結局なんだったんだろうか。入口のところでクーポラのチケットが買えた。

ここも30分待ち。
値上げしていて、エレベーターだと€15、階段だと€10

結局エレベーターで行けるのは1/3で、後は階段で歩かなきゃいけないし、エレベータ自体が待つ。
ということでもちろん階段で~

スイスイ進めるが後半は斜めになったり混雑して酸素も薄いような。

5分くらいで途中の小クーポラのところに出ます。ここでエレベータ組と合流。

というわけで小クーポラからの眺め

壁画もまたモザイクでできている。

さらに昇りまして~

バチカンの眺めです。
この角度は混んでるけど、そのうち空いてきました。

サンピエトロ大聖堂の裏側の庭園は一般公開はしていないそうですが、ガイドツアーなどで見学可能なようです。

相変わらずでかいサン・ピエトロ広場
ベルニーニのデザインにより1667年に関し得し。広場中央にはオベリスクが立つ。

この彫刻も裏側から眺めることができる。

リフレッシュメントもあって軽食なんかも食べることができる。

いやぁ、そんなわけでようやく降りてきました。

9:30から、入ったのが10:50で、クーポラを探して迷って行列に並んだのが11:30で降りてきて13:00
結局3時間以上かかりました。
午後はヴァチカン美術館があって時間はギリギリだけどランチでも食べに行こう。
【Osteria dell’Angelo】
サン・ピエトロ大聖堂参拝後にランチ
ガイドブックに乗るレストラン。

サン・ピエトロ大聖堂参拝の後で思ったより距離がある。

メニューはテーブルのクロスに簡単に書かれており、antipastaなどと書かれているが内容まではわからなかった。

パスタも口頭でカルボナーラのリガトーニと、ニョッキはアマトリチャーナだったか。

思ってたのと違うやつが来た。これが英語力の無さというものよ。
あれだけ勉強したのに英語のリスニングだけはできないんだよなぁ。話すこともできませんが。
トマト系の酸味は苦手なんですが、イタリアのパスタはスパイシーなものも多いのでたまには食べたくなる。
ニョッキも小麦粉の塊という感じでやっぱりロングパスタが好きなんだなぁ。
だけど毎日のようにパスタを食べているとショートパスタやニョッキが食べたくなるものです。

もちろん昼からビール。
元ラガーマンがオーナーとのことで色々と飾られている。

やっぱりトンナレッロのカルボナーラ美味しかったなぁ。
こちらもカルボナーラはリガトーニ。弾力のあるショートパスタ。
さて、午前はサン・ピエトロ大聖堂。
午後はバチカン美術館です。
【ヴァチカン美術館】
大小20以上の博物館や美術館の総称であるヴァチカン美術館。
14:30のチケットですが、こちらもツアー経由で購入しました。
ツアーの店には15分前までは入れず、受け付けしてから予定時間まで店内で待つ。チケットをもらいヴァチカン美術館の注意点を聞く。

14:40 入場、14:50 セキュリティチェックを受けてチケット購入と合流して再度チケットをかざし入場
【ピナコテカ】Pinacoteca

12~19世紀の絵画やタペストリーを時代順に展示。

ピウス11世が設立した絵画館。展示室は18室。

ルネサンス以前の絵画なども並び

一番奥にはラファエロの「キリストの変容」

レオナルド・ダ・ヴィンチの「聖ヒエロニムス」

未完作品の一つといわれている。

こんな絵画を眺めますが、まだまだ先は長い。

見学コースは全長7km、総面積4万2000mg2におよぶ。
【Giardino Quadrato (o giardino segreto)】

ピナコテカを出てから眺めた中庭。ピーニャの中庭など、美術館を散策するうちに遭遇する中庭はいくつかあるが、システィーナ礼拝堂も全部回ってから出た場所。疲れた身体を休めるベンチ。

【ピオ・クリスティアーノ美術館】Museo Pio-Cristiano

初期キリスト教美術が中心で宮殿の彫像、モザイクが主。ピナコテカを見学してからすぐにもアクセスしやすい。白色の石で造られた棺か、外側にはどれも細かな彫刻がされ、それが数多く並ぶ。

モザイクも見て回るが、下の階には多くの彫像があり、しっかり形が残るものもあるが、顔や1部が欠けたものも多い。

【グレゴリアーノ・エジプト美術館】Museo Gregoriano Egizio

エジプトの美術品を見る機会がなかなかないので珍しかった。色鮮やかな棺。装飾品などの品々が厳かに展示され、動物の仮面をつけた彫像が並び、エジプトの歴史も感じることができる。

歴代教皇がエジプトから集めた美術品を9室に渡って展示しているというが、
ここら辺から迷って2周まわることになった。

既にここで1時間。中庭に出てきたと思ったらピーニャの中庭ではなく・・・
【ピオ・クレメンティーノ美術館】Pio-Clementine Museum
古代ギリシャ・ローマ時代の重要な彫刻が数多くあり、12の小部屋からなる。

八角形の中庭からラオコーン、アルノ川の神の彫刻があり見逃せない。

アルノ川の神

円形の間では大きな彫像が並び、パンテオンをモデルとした丸天井もある。
ここで階段を下ってしまったのが間違いだったのかもしれない。
【キアラモンティ美術館】Museo Chiaramonti

階段を下ると長い廊下に何百もの大理石の像が並ぶ。胸像から、ギリシャ神話に登場するものまで様々なものが並ぶ。

【ピーニャの中庭】

ブロンズ製の松ぼっくりが目印の中庭だが、レストランもあり、さらに中央にある球体は回転していてついつい見てしまう。
食料品

こっちが松ぼっくり。

レストランもあります。ここで1時間半。
というわけで迷ってエジプトとピオ・クレメンティーノまで戻ってきまして、

【燭台のギャラリー】Galleria dei Candelabri

回廊の両脇に古代ローマの美術品が並ぶ。キアラモンティからピーニャの中庭を抜けて辿り着く。天井画も見所。

【タペストリーのギャラリー】Gallery of Tapestries

ラファエロと弟子たちの下絵によるタペストリーがあるが、ここら辺からはシスティーナ礼拝堂まで一本道でありめちゃくちゃ混んでいてゆったり眺めることはできない。

【地図のギャラリー】Gallery of Maps

グレゴリウス13世が天文学者に描かせた下絵をもとにした1580年代の地図が並ぶ。色鮮やかな地図が並ぶが、システィーナ礼拝堂までは混んでおりここもゆったり見る余裕はない。あとわかったのは最後の方のイタリアの地図くらい。

ここで2時間。こっから先はもう疲れで・・・
【ソビエスキの間】

12~19世紀の絵画やタペストリーを時代順に展示。
【ラファエロの間】

ラファエロとその弟子が4部屋に書いた壁画。

【現代宗教美術コレクション】

2時間半、17時にようやくたどり着いた。
【システィーナ礼拝堂】
ヴァチカン美術館のメイン。ミケランジェロの最後の審判が大きく飾られるこちらの部屋は撮影禁止。撮影禁止と何回も書かれていても撮影している人がちらほらいて注意を受けている。周囲の壁画も多数あり、ゆったり鑑賞したいところ。周囲には座れるスペースがあるが、もちろんほぼ満席。中央に立って鑑賞していると中央で止まるなと注意される。
てなわけでようやく終了~

と思ったらまだまだ続き、売店で定規とかも買いたくなるけど。

最初に見た中庭で休憩~
結局3時間かかりました。
【バフェット】Pizzeria Da Baffetto
サン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン美術館で終わった1日

サンタンジェロ城を眺めつつ、

ナヴォーナ広場から有名なピッツア屋に向かう。
ナポリも行ってみたかったが、まずイタリアでピッツアほとんど食べていない。
ピッツァの名店だけありディナーだが行列。15分ほどで入店。

店名でもあるピッツァのバフェットは様々な具材があってとても旨い。
サービスを受ける感じでもないので、置かれた容器は オリーブオイルかなんかかと思ってピッツァを食べていてしばらくしてから気付いたがワインだった。

カンパリスプリッツァーはさらに10分以上も遅くなってからの提供でほぼ原液のカンパリのようだった。テーブルクロスは紙で存分にピッツァを楽しめる。カード会計も可能だった。
【Pizza Baffetto】M € 13,00
pomodoro, mozzarella, funghi, salsiccia, uovo, carciofini, cipolla, peperoni

もはや具材が入りすぎてて何がなんだかわからないが、食材全部が旨いんだなぁ。
食料品
生地は軽めでサクサクいける。
【Pizza Vegetariana】M €13.00
(pomodoro, mozzarella, zucchinie, melanzane, fiori di zucca)

ベジタブルなピッツアもあります。
今日はもうお疲れでしたが、やっぱりビールが飲みたい。
【Open Baladin】ローマでビアバー

クラフトビールが30種以上。

カウンターの壁1面を埋め尽くすボトルの数々は普通のバーかと思ったが、立ち並ぶのはtapの数々と、黒板にはジャンル毎にセレクトされたビール。人気のようで店内は賑わい、予約なしだがカウンターなら座れた。

QRコードでメニューを確認するよう言われたが注文は口頭。

イタリアのビールはまだわからないので、とりあえずIPAで頼んだが店名にもあるBaladinのビールはスパイシー。

Open Hubの濃いIPAでノックアウト。

日本語でも選べるが、FATATEが妖精と書いてあるんだが、ポテトフライ。

これがすぐに来て厚めのポテトでなるほど人気なわけだ。

今日もお疲れ様でした。
20251016

